お知らせ
姿勢に関わる筋肉 -鎖骨下筋-
2025. 06. 25
こんばんは。
たかはし指圧院の高橋です。
今日は、午後から雨模様だったり、少し晴れ間が見られたり、していますね。
明日も、こんな調子でしょうかね。

姿勢に関わる筋肉、今日は-鎖骨下筋-です。鎖骨下筋は、上腕の運動時に胸鎖関節を保護して安定させることで、肩甲骨の動作を安定させる筋肉です。不良姿勢やスポーツなどが原因で痛めやすい筋肉です。
鎖骨下筋は、第1肋骨と肋軟骨上縁から鎖骨下窩に向かって付着する小さい筋肉です。作用は鎖骨を前下方に引く作用です。支配神経は鎖骨下筋神経に支配されます。
鎖骨下筋が問題となる疾患として、肋鎖症候群(胸郭出口症候群の1つ)などがあり、持続的に肩甲帯を動かす動作や不良姿勢で鎖骨下と第1肋骨の間にある鎖骨下筋を緊張・圧迫することで、鎖骨下動脈や腕神経叢を圧迫して痛みや痺れを起こします。
〇鎖骨下筋のストレッチ
1 立位姿勢になり、第2指を鎖骨下部に沿わせて掌で胸を抑えるようにします。
2 顎を上げていきながら、鎖骨下筋をストレッチします。その状態を10秒程キープします。
3 顎を上げながら、第2指で鎖骨上部を軽く押し下げるようにすると、よりストレッチ感が出てきます。
これを両腕とも3セット行って下さい。
〇鎖骨下筋の筋トレ 鎖骨下筋のみを筋トレできないので複合で行う筋トレです。
1 机に背を向けて立位姿勢を取ります。
2 後ろの机面に、両掌をおき、両肘は伸展させます。足は伸展したまま踵を床に付けて腰を浮かせます。
3 肘を屈曲して深く腰が下がったら、肘をしっかり伸展して戻す。
これを10回3セット行ってください。