お知らせ

お参りの時の「南無・・・」とは?

2025. 08. 02

こんにちは。

たかはし指圧院の高橋です。

台風も太平洋沿岸をかすめていき、関東に日差しが出てきましたね。

最近、知り合いに“氏神様に報告しなさい”と言われて、先月から氏神様に行くようにしています。

出勤前に行くと気持ちが落ち着くので月1で行くようになりました。

早くも8月に入りお盆の時期になりますね。皆様も、家の神棚やお墓をお参り、ご先祖への供養などされると思います。ところで、お寺さんの法要で何気なく唱える言葉を意識して聞いていますか?

よく、「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」や「南無妙法蓮華経(なむみょうほうれんげきょう)」は聞き覚えがありますよね。これらが宗派により、浄土宗や浄土真宗では「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」、日蓮宗では「南無妙法蓮華経(なむみょうほうれんげきょう)」真言宗では「南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)」、臨済宗や曹洞宗では「南無釈迦牟尼仏(なむしゃかむにぶつ)」のように唱えられていますが、何て言っているか知っていましたか?

頭の「南無(なむ)」は仏教用語です。この言葉は、サンスクリット語の「ナマス」を音写した言葉だそうです。意味としては「帰依する」や「尊敬する」ということです。例えば、「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」であれば、「阿弥陀仏に帰依する」や「阿弥陀仏を尊敬します」という意味になります。なので、帰属する宗派の仏様や菩薩様などに心からの敬意を表す言葉なのです。

お仏壇やお墓前で手を合わせる時に、自分の宗派の「南無…」を唱えてから、伝えたい言葉を話して、最後に

「感謝いたします」や「有難うございます」と伝えると良いそうです。