お知らせ

カウンセリングは難しい

2025. 12. 12

こんにちは、たかはし指圧院の高橋です。

先日、肩と首、腰が痛いと言われる患者様がいらっしゃいました。

問診表で口頭でのカウンセリングをしました。右側肩と肩甲骨、首、そして、腰が痛むのと右腕の痺れをしばしば訴えるとのことでした。引き続き、動作確認と触診などを行うと、姿勢は、反り腰や猫背、ストレートネックはあまり感じられず、肩の位置が右肩下がり、軽く巻く感じがあったが腕の位置は体幹に沿うようであり、首・腰・膝・足首の位置も大きく問題はなかった。前屈後屈の動作では、後屈は膝屈曲が見られるが可動域はあったが、前屈は臀部が後方に下がり、指先が膝辺りで止まっていた。下肢後部の硬さが考えられた。上肢の可動域では、右に反応が考えられたが、左右差なく耳横に腕が付き、両掌を合わせて伸展が可能で全方向問題なかった。頸部の状態を確認すると、前後屈は出来ない。左右の廻旋と側屈では、左への痛みが出た。問診の逆であった。問診での右の痺れで胸郭出口症候群が気になり、アドソンテストなどを行う。多少脈拍が下がるようだった。外観検査で右肩が下がっている状態が影響していると感じた。今度は、臥位になり下肢の動作を確認すると、若干、「右股関節廻旋で右腰部が浮く様子はあったこと」「足首の背屈可動域はあったが硬いこと」「左右の下肢の筋緊張に差がある」「左肩と上腕に筋緊張がみられる」以外は、筋肉組織の質は柔軟性があり良く、股関節・膝・足首の可動域に問題はなかった。臥位で肩の浮きが少しある程度で、膝・腰などの浮きはなし。

カウンセリングを終えて、施術しながら会話をしていき、「9月頃から走っている」「寝る時右横になる」「赤ちゃんを左で抱く」「左で鞄を持つ」など生活習慣でのキーワードを聞けた。「9月頃から走っている」の話題中で、足関節の手術に関して確認できた。10年以上になるが足関節の可動域の硬さで下肢の筋緊張に左右差が見られて、腰に負担が掛かりやすいと考えられた。「寝る時右横になる」では、肩の痛みなどの状態が推測できた。「赤ちゃんを左で抱く」と「左で鞄を持つ」は左腕と肩甲骨の筋緊張と考えられた。これをもとに、筋緊張の改善と目的に施術していった。

結果として、完全で可動域が良くならなかったが、肩の位置は戻り、痛みと痺れは改善できたので、方向性は良かったと思う。でも、カウンセリングでは、原因を1つの方向だけでなく、複数の視野で考えないと原因が見えてこないと感じました。難しいですね。