お知らせ

肩回りの筋肉 -大円筋-

2025. 06. 07

こんいちは!
たかはし指圧院の高橋です。
少し雲が出ていますが、本日も良い天気です!
朝の散歩、気持ち良いです!
是非、皆様もお試しあれ!

さて、昨日は肩回りの筋肉で”小円筋”でした。本日は”大円筋”です 。

大円筋は、肩の動作を安定させ、広背筋と一緒に後ろに引くときに作用する筋肉です。不良姿勢やスポーツなどが原因で痛めやすい筋肉です。

大円筋は、肩甲骨の下角部から上腕骨小結節稜に向かって付いている筋肉で、作用は内転・内旋・伸展に作用します。内転作用では、大胸筋・広背筋と共に主動作筋として作用します。内旋作用では、大胸筋・広背筋・肩甲下筋と共に主動作筋として作用します。伸展作用では、走行が広背筋の上部で似ていますが、主動作筋は広背筋・三角筋後部線維になり、大円筋は上腕三頭筋と共に補助筋として作用します。

支配神経は肩甲下神経に支配されます。

大円筋が問題となる疾患として、四辺形間隙症候群・大円筋腱板損傷などがあります。

〇大円筋のストレッチ

1 立位姿勢になり、片腕を真上に上げる

2 上げた腕の肘を曲げて、手を頭の後ろに回す

3 もう片方の手で肘を持ち、頭のほうに引き寄せる

4 体幹を左に側屈させて、その状態を20秒程キープします。

これを両腕とも3セット行って下さい。

〇大円筋の筋トレ

1 ダンベルかペットボトルを両手に持ち、立位姿勢から上体を前傾姿勢にする。

2 両腕を胸の下に、肘を伸ばした状態にする。

3 肘はのばしたまま、肩甲骨の内縁を寄せるようにしながら、腕が水平になるまで外側に開く。

4 ゆっくり下す。

これを10回3セット行ってください。