お知らせ
頚椎症

こんにちは。
たかはし指圧院の高橋です。
今日は昨日の雨日から変わり、気持ちの良いですね!
いつもより早めに家を出て1駅分を歩いてみました。
朝方なので日差しと空気が気持ちよく、呼吸もしっかり出来て、とても良い有酸素運動になりました。
先日、頚椎症の方がいらっしゃいました。
80代の女性でした。整形外科では「頸椎椎間板がすり減っている。」と話しがあり、鎮痛剤と湿布薬を処方されていました。また、医師からは「痛みは急に2日前に起きたが、症状はもっと前から形成されていたはず。生活での動作が引き金になったのではないか」と話があったようです。ご家族に聞くと、1か月前に転倒をしている。それから、動かなくなった。と話されていたので、このことが原因になったかもしれません。。
まずは、問診と触診、テストなど行ってみた。視診では、顔が下を向きで身体が前傾倒と左傾倒になっていた。痛みの度合いを聞くと、「左側後方と後方に頭部を倒すと痛い。痺れはない。」とのこと。触診すると頸部の筋緊張が強い。テストを行うと、後方と左後方共に痛みは助長するがしびれなどは出現しなかった。神経根の圧迫のようだった。痛みの強い方向を確認すると、頭を支えて倒すと左後方に倒す方が痛みが強かった。
ベッド上には、仰臥位で痛みに影響はなかった。肩と首の緊張を軽擦で軽くほぐしてから、骨盤の位置の調整と下肢の緊張を取り、右側臥位で頸部と肩周辺の緊張を取っていった。背部と腰部の緊張も同時に取っていった。最後に、仰臥位で首の他動と自動で軽めのストレッチをして可動域を出来るだけ広げることを目的に行った。施術後には、顔を正面に向けられて、姿勢も前傾斜頸が軽減した。頸部の可動域も確認して施術前より動かせるようになった。
どのくらい状態が維持できるかが問題だが、日常生活に無理のない状態には持って行けた。
自宅で出来る体操なども教えて終わりました。
頚椎症は、加齢での頸骨の変形から神経を圧迫して起こる疾患ですが、最近では、姿勢の悪さから若年層にも起こりうる疾患になりつつあるようです。これも生活スタイルの変化の影響でしょうか。
そのためにも、ちょっと首や肩がおかしい?と感じたら、休憩時間に軽い運動をお勧めします。
また、指圧院にいらしていただければ、身体を整えていきます。
それでは、今日も1日頑張りましょう!