お知らせ

肩回りの筋肉-肩甲下筋-

2025. 06. 18

こんいちは!

今日も暑いですね!

水分をこまめに摂取して、熱中症に気を付けましょう!!

今日は、肩回りの筋肉-肩甲下筋-になります。

肩甲下筋は、肩関節の安定に役立つ筋肉です。また、ローテーターカフ(回旋筋腱板)を構成する筋肉の1つです。不良姿勢やスポーツなどが原因で痛めやすい筋肉です。

肩甲下筋は、肩甲骨の肩甲下窩から上腕骨小結節に向かって付いている筋肉です。作用は内旋に作用します。内旋作用では、主導筋として広背筋と大胸筋と共に作用します。支配神経は肩甲下神経に支配されます。

肩甲下筋が問題となる疾患として、インピンジメント症候群・肩関節周囲炎・亜脱臼・肩腱板損傷などがあります。

〇肩甲下筋のストレッチ

1 立位姿勢になり、ストレッチ側の腕を真下に下して掌が前方を向くようにする。

2 もう片方の手をストレッチ側の胸に軽く抑えるようにおく。※外旋時に胸が外旋しないようにする。

3 脇から腕が離れないようにして、腕を外旋する。

4 胸が反る手前で止めて、その状態を10秒程キープします。※肩甲骨内縁に抵抗を感じます。

これを両腕とも3セット行って下さい。

〇肩甲下筋の筋トレ

1 筋トレする腕を壁側にして座ります。肘を90°屈曲した時の高さにゴムチューブを取り付けます。

2 壁からゴムチューブが軽く緊張する位置まで離れて座ります。

3 肘を90°に屈曲してゴムチューブを把持して、腕が脇から離れないようにして内旋します。

4 内旋して身体が廻旋する手前で止めて10秒程キープします。※肩甲骨内縁に抵抗を感じます。

これを10回3セット行ってください。