ブログ
お参りの時の「南無・・・」とは?
こんにちは。
たかはし指圧院の高橋です。
台風も太平洋沿岸をかすめていき、関東に日差しが出てきましたね。
最近、知り合いに“氏神様に報告しなさい”と言われて、先月から氏神様に行くようにしています。
出勤前に行くと気持ちが落ち着くので月1で行くようになりました。
早くも8月に入りお盆の時期になりますね。皆様も、家の神棚やお墓をお参り、ご先祖への供養などされると思います。ところで、お寺さんの法要で何気なく唱える言葉を意識して聞いていますか?
よく、「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」や「南無妙法蓮華経(なむみょうほうれんげきょう)」は聞き覚えがありますよね。これらが宗派により、浄土宗や浄土真宗では「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」、日蓮宗では「南無妙法蓮華経(なむみょうほうれんげきょう)」真言宗では「南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)」、臨済宗や曹洞宗では「南無釈迦牟尼仏(なむしゃかむにぶつ)」のように唱えられていますが、何て言っているか知っていましたか?
頭の「南無(なむ)」は仏教用語です。この言葉は、サンスクリット語の「ナマス」を音写した言葉だそうです。意味としては「帰依する」や「尊敬する」ということです。例えば、「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」であれば、「阿弥陀仏に帰依する」や「阿弥陀仏を尊敬します」という意味になります。なので、帰属する宗派の仏様や菩薩様などに心からの敬意を表す言葉なのです。
お仏壇やお墓前で手を合わせる時に、自分の宗派の「南無…」を唱えてから、伝えたい言葉を話して、最後に
「感謝いたします」や「有難うございます」と伝えると良いそうです。
姿勢に関わる筋肉-広背筋-
こんにちは。
たかはし指圧院の高橋です。
今日の姿勢に関わる筋肉は、広背筋です。

広背筋は、背部の胸部下部から腰部にかけての大部分を覆う広く平たい筋肉です。肩関節の安定した動作や呼吸補助筋としての働きがあります。広背筋の機能低下により、肩関節の動作不全や肩のコリ、腰痛、不良姿勢などが起こしやすくなります。
広背筋は、背部の胸部下部から腰部にかけての大部分を覆い、上腕の小結節稜に付着しています。起始は、背部の多岐にあり、第7胸椎棘突起~第5腰椎棘突起・腸骨稜後面・仙骨後面・第10肋骨~第12肋骨・肩甲骨下角よりなり、上腕骨小結節稜で停止します。作用は、肩関節の伸展・内旋・内転に働き、腕を引く動作や引き寄せる動作、呼吸補助筋として呼気で肋骨を引き下げるのに必要になります。また、上肢固定で骨盤を引き上げる動作にも作用します。支配神経は胸背神経に支配されます。
広背筋が問題となる疾患として、広背筋症候群や広背筋挫傷などがあります。
〇広背筋のストレッチ
1 椅子に座ります。広背筋をストレッチする側の腕を上方に上げます。
2 逆側の手で1の手首を掴みます。
3 掴んだ手側に腕を引っ張り、広背筋が伸展したところで止めます。(※脇をストレッチする感じです。)
4 その状態を20~40秒程キープします。
これを3セット行って下さい。
〇広背筋の筋トレ
1 硬めのベッドか四角座面の広い椅子に座ります。足が浮いてもかまいません。
2 姿勢を正して、腕は伸ばして脇に付けて、掌はベッド面または座面に置きます。
3 この状態で、掌でベッドまたは座面を押すようにして上体(お尻を)を持ち上げるようにします。
4 そして、もとに戻します。これを10回行って下さい。
これを3セット行ってください。
健康観
こんにちは。
たかはし指圧院の高橋です。
今日も暑い日ですが、熱中症にご注意ください!

昨日、昨年から続けている施術研修に出てきました。
そこで常に言われていることが、「健康観」という考え方なのですが、
気になったことは、病気に対しての考えや意識感です。
例えば、「痛み」や「血圧が高い」をどう考えるかということ。
まずは、これらは、私たちにとって「味方」でしょうか?「敵」でしょうか?
「痛くてしょうがない!なくしたい!」、「血圧が高い?問題ない」なんて感じで、大概は「敵」というはずです。しかし、例えば、「腕をナイフでいくら切っても痛くない。血が流れれいるのに?」や「骨を折りましたが痛くない。変形しているのに?」を想像してください。こうゆう世界があるとしたら普通の出来事なのでしょう。でも、現在においては異常なことです。
では、「痛み」や「血圧が高い」は何でしょうか?身体から発するサインです。そう考えると、「味方」に見えてきませんか?
私たちは、それらをバロメーターとして身体の状態を考えて、薬を飲むんでみたり、医師を受診したりします。しかし、症状が、「身体の日常生活習慣から発症。」または、「身体の器質や構造が損傷か変成により発症。」が原因としたら、鎮痛剤や手術に頼り過ぎることは、根本的に原因を治せたことになりません。
最近、医療機関に行くと、薬の種類や量が増える方が多いと思います。本来、医療機関は治療してくれる部門です。「治す機関」や「整えてくれる所」と考えると、量が増えることに疑問を感じます。増えると内臓への負担が大きくなるからです。なので、「これで良いのか?」という意識で身体に対しての見方を考える必要があると思います。
現代では健康志向により、健康への考えや意識感は高く、情報量も多いです。根本的に薬や医療への見方も含めて、健康な状態を見直すことは難しいことですが、疑問に思うことは正して、納得した健康への見方が必要なように感じました。
神田明神
今日は、出勤前に神田明神様へ行って参いりました。
ある知り合いから長文が突然届いたのが切欠でした。
その人の話は、聞き逃すと怖いので、心より感謝を込めて行ってきました。
でも、朝の境内は、久しぶりでした。とても、気持ちが良かったです。
落ち着いて参拝も出来ました。また、神田明神様も本当に久しぶりに来ました。
以前に来た時は、初詣の時で人混みの中でしたから、本殿や境内を落ち着いて見ることもなかったですが、意外にコンパクトに納まった空間で、本殿もどっしりしていて落ち着く空間でした。参拝後も気持ち的に落ち着き、日常の精神的ないやな気持ちが解けました。神聖な空間だから得られる感覚のようでした。

肩回りの筋肉 -三角筋-
こんにちは。
たかはし指圧院の高橋です。
猛暑ですね!身体は平気ですか?
北海道が大変ですね!建物が雪国仕様だから暑さが大変と思います。本当に気を付けて頑張ってほしいです!台風も連続発生しています。これからどうなることか心配です。
今日は、肩回りの筋肉で三角筋です。

三角筋は、肩関節を外転・屈曲・伸展と肩の安定した動作に必要な筋肉です。三角筋が弱くなると、肩関節の不安定性や肩甲骨の可動域が悪くなるなどの原因になります。
三角筋は、起始は、肩甲骨の肩甲棘外側から肩峰、鎖骨外側までの付着部で、停止は、上腕骨三角筋粗面に付着します。三角筋は前部・中部・後部の3つの線維に分かれており、肩関節の作用により繊維が異なります。前部線維は、起始は鎖骨外側に付着しており、肩関節の屈曲・内転・内旋動作に作用します。中部線維は、起始は肩峰に付着しており、肩関節の外転動作に作用します。後部線維は、起始は肩甲棘外側に付着しており、肩関節の伸展・内転・外旋動作に作用します。支配神経は腋窩神経に支配されます。
三角筋が問題となる疾患として、三角筋下滑液包炎、肩峰下滑液包炎、五十肩(肩関節周囲炎)、肩インピンジメント症候群、腋窩神経麻痺などがあります。
〇三角筋のストレッチ
■前部線維のストレッチ(※椅子は、座面が丸でなく角があるものを使用。)
1 椅子の前に身体は椅子を背にして両膝立ちします。両膝は軽く閉じた状態にします。
2 椅子の座面前方の角に掌を指先が後方を向くようにおきます。
3 身体を下方に落としながら肘を曲げていきます。この時、肘が外側に開かないようにします。
4 肩の前方が伸展したところで止めて、その姿勢を15秒~20秒キープします。
これを3セット行って下さい。
■中部線維のストレッチ
1 腕を下げて椅子に座ります。
2 伸ばす側の肘は軽く曲げて、逆の掌で肘を支えます。
3 支えた掌で腕を斜め前方に身体が捻らないように引っ張り、肩の肩峰辺りが伸展したところで止めます。
4 この状態で15秒~20秒キープします。
■後部線維のストレッチ
1 椅子に座ります。伸ばす側の腕を伸展したまま90°屈曲します。
2 逆の手を下から廻して、伸展する側の肘上の上腕裏にあてて支えるようにします。
3 支えた手で、腕を身体が捻らないようにして身体に近づけるように引っ張ります。
4 肩の後方が伸展したところで止め、15秒~20秒キープします。
〇三角筋の筋トレ
■前部線維筋トレ
1 足を軽く広げて足の裏でゴムチューブの中央を踏み固定します。
2 手を身体前方にしてゴムチューブを上から持ち、上に引き上げてゴムの張力がでるくらい状態にします。
3 両手を腕で持ち上げるように上に引き、更に限界まで、姿勢が反らないように上に引き上げていきます。
4 両手を引き上げたら、ゆっくりと筋肉に負荷をかけながら元に戻します。
これを10回~20回1セットを3セット行ってください。
■中部線維筋トレ
1 足を軽く広げて足の裏でゴムチューブの中央を踏み固定します。
2 手を身体側方からゴムチューブを上から持ち、腕を伸展のまま外転して引き上げてゴムの張力がでるくらいにします。
3 両腕を伸展したまま、限界まで、姿勢が反らないように外転して引き上げていきます。
4 両腕を引き上げたら、ゆっくりと筋肉に負荷をかけながら元に戻します。
これを10回~20回1セットを3セット行ってください。
■後部線維筋トレ
1 足を軽く広げて足の裏でゴムチューブの中央を踏み固定します。
2 手を身体側方からゴムチューブを上から持ちます。下肢伸展のまま上半身を90°くらいまで前屈しさせます。
3 腕を伸展のまま身体の下方に伸ばして肩の水平伸展をして引き上げてゴムの張力がでるくらいにします。
4 両腕を伸展したまま、限界まで、姿勢が反らないように水平伸展して引き上げていきます。
5 両腕を引き上げたら、ゆっくりと筋肉に負荷をかけながら元に戻します。 これを10回~20回1セットを3セット行ってください。