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結石のできる病気
こんにちは!
たかはし指圧院の高橋です。
最近、いらっしゃる患者様に尿路結石や痛風を患っていた方がいます。
年の割には、食に対して、付き合いが多いのか、あまり気にしなさそうな様子の方でした。
状態は、問題はなさそうなので良かったですが…。
尿路結石、痛風は共に石が溜まる病気です。尿路結石では、シュウ酸がカルシウムと結合してシュウ酸カルシウム結晶になります。痛風では、プリン体の代謝により尿酸結晶になります。これらは、生活習慣病から起因します。シュウ酸やプリン体の摂取制限をすればよいのですが、プリン体は、高カロリーの食材が多いので、制限の域ではありますが、シュウ酸が以外に様々な食材に含まれているのを知っていましたか?ほうれん草、たけのこ、チョコレート、ピーナッツ、アーモンド、コーヒー、紅茶、玉露などです。また、タンパク・カルシウム・マグネシウム類の同時摂取はシュウ酸カルシウムの結合促進になるようです。これを知ると、何をたべたらよいのかな?となりますね。なので適度に摂取することや代謝するための運動、体液の循環を良くするために水分補給をすることが良いようです。他にも石が溜まる病気は、胆石や唾石などがあります。胆石はコレステロール、唾石はカルシウムが原因です。どれも食材の成分に関係するものが原因でなりえます。これらの病気は、痛みを伴い、酷くなると手術になります。
なので、日頃の食生活や運動などをして、生活習慣を良くすることが大切ですね!
ようやく、秋らしさが出てきました。
猛暑の夏の暑さが、少し和らいできました。
日頃のストレスや肩のコリや痛みがありましたら、是非、指圧を試して下さいね!
お待ちしています!
姿勢に関わる筋肉-菱形筋-
菱形筋は、肩甲骨を安定させて上肢の動きや姿勢維持に役立つ筋肉です。過度な緊張により肩甲骨に負担が掛かり、不良姿勢・肩コリ・背部痛などの原因となります。

菱形筋は、肩甲骨内縁と脊椎を繋ぐ筋肉で、肩甲棘を境にして小菱形筋と大菱形筋の2つからなっています。 起始と停止は、小菱形筋は、第7頸椎~第1胸椎の棘突起から起始し、肩甲骨内側縁の肩甲骨上角~肩甲棘に停止します。大菱形筋は、第2胸椎~第5胸椎の棘突起から起始し、肩甲骨内側縁の肩甲棘~下角に停止します。作用は、肩甲骨を内転して引き寄せる作用、挙上して肩をすくめる作用、下方廻旋して上肢を下方に下げる作用になります。肩甲骨を引き寄せることで姿勢維持や上肢の安定した動作に働きます。
支配神経は、肩甲背神経に支配されます。
菱形筋が問題となる疾患として、翼状肩甲、頸肩腕症候群などがあります。
〇菱形筋のストレッチ
1 椅子に座ります。背筋を伸ばした状態で、手の指をクロスして組み、腕を胸前方に伸ばします。
2 1の状態から、腕を斜め上方に伸ばしながら、頭をお辞儀させて背中を丸めていきます。
3 元に戻す。
これを10秒3セット行って下さい。
〇菱形筋の筋トレ
1 椅子に座ります。足を踵は床に付けて前方に伸ばします。
2 足裏にゴムチューブを引っ掛けて、ゴムチューブの端をゴムに少し緊張を持たせて手で持ちます。
3 脇を締めて、肘は90°屈曲して、真後ろに肩甲骨を引き寄せる感じで引き寄せます。
4 元に戻します。
これを15回~20回、3~5セット行ってください。
お参りの時の「南無・・・」とは?
こんにちは。
たかはし指圧院の高橋です。
台風も太平洋沿岸をかすめていき、関東に日差しが出てきましたね。
最近、知り合いに“氏神様に報告しなさい”と言われて、先月から氏神様に行くようにしています。
出勤前に行くと気持ちが落ち着くので月1で行くようになりました。
早くも8月に入りお盆の時期になりますね。皆様も、家の神棚やお墓をお参り、ご先祖への供養などされると思います。ところで、お寺さんの法要で何気なく唱える言葉を意識して聞いていますか?
よく、「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」や「南無妙法蓮華経(なむみょうほうれんげきょう)」は聞き覚えがありますよね。これらが宗派により、浄土宗や浄土真宗では「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」、日蓮宗では「南無妙法蓮華経(なむみょうほうれんげきょう)」真言宗では「南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)」、臨済宗や曹洞宗では「南無釈迦牟尼仏(なむしゃかむにぶつ)」のように唱えられていますが、何て言っているか知っていましたか?
頭の「南無(なむ)」は仏教用語です。この言葉は、サンスクリット語の「ナマス」を音写した言葉だそうです。意味としては「帰依する」や「尊敬する」ということです。例えば、「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」であれば、「阿弥陀仏に帰依する」や「阿弥陀仏を尊敬します」という意味になります。なので、帰属する宗派の仏様や菩薩様などに心からの敬意を表す言葉なのです。
お仏壇やお墓前で手を合わせる時に、自分の宗派の「南無…」を唱えてから、伝えたい言葉を話して、最後に
「感謝いたします」や「有難うございます」と伝えると良いそうです。
姿勢に関わる筋肉-広背筋-
こんにちは。
たかはし指圧院の高橋です。
今日の姿勢に関わる筋肉は、広背筋です。

広背筋は、背部の胸部下部から腰部にかけての大部分を覆う広く平たい筋肉です。肩関節の安定した動作や呼吸補助筋としての働きがあります。広背筋の機能低下により、肩関節の動作不全や肩のコリ、腰痛、不良姿勢などが起こしやすくなります。
広背筋は、背部の胸部下部から腰部にかけての大部分を覆い、上腕の小結節稜に付着しています。起始は、背部の多岐にあり、第7胸椎棘突起~第5腰椎棘突起・腸骨稜後面・仙骨後面・第10肋骨~第12肋骨・肩甲骨下角よりなり、上腕骨小結節稜で停止します。作用は、肩関節の伸展・内旋・内転に働き、腕を引く動作や引き寄せる動作、呼吸補助筋として呼気で肋骨を引き下げるのに必要になります。また、上肢固定で骨盤を引き上げる動作にも作用します。支配神経は胸背神経に支配されます。
広背筋が問題となる疾患として、広背筋症候群や広背筋挫傷などがあります。
〇広背筋のストレッチ
1 椅子に座ります。広背筋をストレッチする側の腕を上方に上げます。
2 逆側の手で1の手首を掴みます。
3 掴んだ手側に腕を引っ張り、広背筋が伸展したところで止めます。(※脇をストレッチする感じです。)
4 その状態を20~40秒程キープします。
これを3セット行って下さい。
〇広背筋の筋トレ
1 硬めのベッドか四角座面の広い椅子に座ります。足が浮いてもかまいません。
2 姿勢を正して、腕は伸ばして脇に付けて、掌はベッド面または座面に置きます。
3 この状態で、掌でベッドまたは座面を押すようにして上体(お尻を)を持ち上げるようにします。
4 そして、もとに戻します。これを10回行って下さい。
これを3セット行ってください。
健康観
こんにちは。
たかはし指圧院の高橋です。
今日も暑い日ですが、熱中症にご注意ください!

昨日、昨年から続けている施術研修に出てきました。
そこで常に言われていることが、「健康観」という考え方なのですが、
気になったことは、病気に対しての考えや意識感です。
例えば、「痛み」や「血圧が高い」をどう考えるかということ。
まずは、これらは、私たちにとって「味方」でしょうか?「敵」でしょうか?
「痛くてしょうがない!なくしたい!」、「血圧が高い?問題ない」なんて感じで、大概は「敵」というはずです。しかし、例えば、「腕をナイフでいくら切っても痛くない。血が流れれいるのに?」や「骨を折りましたが痛くない。変形しているのに?」を想像してください。こうゆう世界があるとしたら普通の出来事なのでしょう。でも、現在においては異常なことです。
では、「痛み」や「血圧が高い」は何でしょうか?身体から発するサインです。そう考えると、「味方」に見えてきませんか?
私たちは、それらをバロメーターとして身体の状態を考えて、薬を飲むんでみたり、医師を受診したりします。しかし、症状が、「身体の日常生活習慣から発症。」または、「身体の器質や構造が損傷か変成により発症。」が原因としたら、鎮痛剤や手術に頼り過ぎることは、根本的に原因を治せたことになりません。
最近、医療機関に行くと、薬の種類や量が増える方が多いと思います。本来、医療機関は治療してくれる部門です。「治す機関」や「整えてくれる所」と考えると、量が増えることに疑問を感じます。増えると内臓への負担が大きくなるからです。なので、「これで良いのか?」という意識で身体に対しての見方を考える必要があると思います。
現代では健康志向により、健康への考えや意識感は高く、情報量も多いです。根本的に薬や医療への見方も含めて、健康な状態を見直すことは難しいことですが、疑問に思うことは正して、納得した健康への見方が必要なように感じました。