院長直伝の健康心得
腰痛
腰痛はギックリ腰のように病名ではありません。怪我などの外傷以外に日常生活習慣やストレスなどからの要因が絡む症状です。

腰痛は大きく2つに分けられます。1つは、原因が診断により特定できる腰痛を「特異的腰痛」といいます。 「特異的腰痛」には、椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、骨粗しょう症などで脊椎の神経が圧迫されて痛み・脚の筋力低下・しびれを伴う疾患、そして、筋筋膜性腰痛という急激な運動により筋肉の筋膜が傷ついて痛み・脚の筋力低下・しびれを伴う疾患もあります。
これら以外の腰痛は「非特異的腰痛」といい、日常生活習慣やストレスなどからの要因、女性の生理的などの症状が要因です。また、腰痛の症状がありながら、隠れた病気が引き金になっている場合があります。その場合は医療機関を受診して正しい診断を受けることをお勧めします。
腰痛になったときの処置としては、「特異的腰痛の場合」又は「痛みが尋常でない場合」は医療機関を受診して正しい診断を受ける必要があります。「非特異的腰痛の場合」はセルフケアで問題はないですが、判断に迷う場合は医療機関に相談することをお勧めします。
セルフケアとしては、初期の痛みが酷い時期にはできるだけ身体を動かさずに、楽な姿勢が取れるようにします。それでも動かないとならない時はコルセットなどで固定して動作を取るようにすると良いです。また、炎症があるため、温めないで冷却するほうが良いので、風呂は避けて鎮痛剤や冷湿布などで冷やすようにします。痛みが治まり始めて身体が動かせる段階では温めても良いでしょう。
また、徐々に体は動かすようにします。ストレッチや軽めの運動から始めて徐々に負荷を掛けていくと良いです。
腰痛のケアには、デスクワークや疲労を残さないことが先決です。長時間の姿勢や労働などでは、間に休憩を取り背伸びやストレッチなど行い筋肉緊張緩和をして、筋肉疲労を残さないようにすると良いです。
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