院長直伝の健康心得

指圧を通して、健康な生活を送りたい方へ健康意識の向上や、
特定の健康課題に対する新しい視点や解決策をご提供することを目的としたコラム集。
3 つのテーマで構成しています。
  • 疾患について…脳、呼吸器官、消化器など疾患について…脳、呼吸器官、消化器など
  • 人体について…解剖・生理、筋肉・骨・血液・リンパなど人体について…解剖・生理、筋肉・骨・血液・リンパなど
  • 機能訓練など…運動・ストレッチ・気功など機能訓練など…運動・ストレッチ・気功など

反り腰 反り腰

反り腰とは、 骨盤が前傾して腰が過度に反り返る姿勢の状態のことです。肥満の方や妊婦の方などによく見られます。最近では、PCなどで長時間座位の作業をされる方などにもみられます。

反り腰

反り腰の症状は、 通常の姿勢は、骨盤は坐骨を真下にして前後に傾斜せずに立った状態になっており、その上に脊椎が起立して、脊椎の上に頭は支えられるように載っています。脊椎は自然なS字カーブ(生理的湾曲)が取れていることで、身体に付着する筋肉と一緒に、姿勢の安定性や衝撃吸収をすることで身体に掛かる重力や荷重を丁度良く分散して負担を少なくし通常の姿勢を維持しています。その状態が何らかの原因から崩れて、腹筋群やハムストリングス、大殿筋などが弱まり、腰回りの筋肉が過剰に働いて緊張する状態が反り腰です。この状態が持続することで、腰回りの筋肉・骨組織や神経に影響して、慢性腰痛や腰部脊柱管狭窄症、坐骨神経痛などを引き起こしやすくなります。また、反り腰になると、前かがみになりやすく肋骨が拡がり横隔膜の動作を制限するため、深い呼吸がしずらくなり呼吸制限を受けやすくなります。

反り腰の原因には、 「腹部筋力や柔軟性の低下」肥満」「出産」「ヒールの高い靴を履く」などが要因になります。 「腹部筋力や柔軟性の低下」では、運動不足より腹筋群やハムストリングス、大殿筋などが低下することで、腰部周りの筋肉が過剰に働き、姿勢が崩れやすくなり、腰椎の前弯が強くなり反り腰になります。「肥満」「出産」では、腹部が大きくなることで、身体の重心が前方に移動するために、腰部周りの筋肉で姿勢を正そうとしながら腰部が前弯した状態になり反り腰になります。「ヒールの高い靴を履く」では、踵が強制的に上がることで身体の重心が前方に移動するため、腰部周りの筋肉で姿勢を正そうとしながら腰部が前弯した状態になり反り腰になります。また、股関節痛により股関節が硬くなることで、腸腰筋などの骨盤前面の筋肉が強くなり、骨盤の前傾が生じやすくなったり、前かがみや巻き肩などの不良姿勢により、腰部が前傾しやすくなり反り腰になりやすくなります。

反り腰の予防や治し方は、 過緊張して硬くなった筋肉をストレッチすることや弱くなった筋肉をトレーニングを行うことで姿勢を基に戻すことが必要です。ストレッチには、猫のポーズ・赤ちゃんのポーズ・ヒップフレクサーストレッチなどがあり、筋緊張を起こしやすい腰回りの筋肉、特に腰部や臀部をストレッチすることで緊張緩和を図ります。筋トレとしては、レッグレイズ・ヒップリフト・ドローイン(腹式呼吸)などがあります。腹直筋の強化、起立筋や腰部、臀部の筋肉強化が図れます。

反り腰、メニエール病尿路結石顎関節症

 など